言っている事とやっている事
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20060718-00000012-spnavi-spo.html
ルンメニゲ「ユーベから選手は獲得しない」
バイエルン・ミュンヘンのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長は「ユーベから選手は獲得しない」と語った。サッカー界の疑惑問題で被害を被った、ユベントス、フィオレンティーナ、ラツィオの弱みに付け込むような行為が行われようとしている、というのがルンメニゲの見方である。
「現在の移籍市場で起こりつつある“死体あさり”のような行為に、われわれが参加するつもりはない。好ましくないやり方であり、バイエルンの哲学には合わない」少し前には、バイエルンはフィオレンティーナのルカ・トーニの獲得を希望しているとうわさされていた。しかし「まったくの事実無根だ」とルンメニゲ。
「その選手も含め、これまで一切イタリアの選手に接触してはいないし、これからもしないだろう」
とは言え国内からは"死体あさり"とは言わないまでも何の躊躇も無く引き抜きを行なうバイエルン。
それがバイエルンが嫌われる理由のひとつでもあると思うのです。
なにかファンの僕でもそこに何か矛盾を感じてしまう訳ですが・・・。みなさんはどうですか?
ただ、各国リーグのトップクラブは国内から優秀な選手を獲得してきます。
別にそれはドイツのバイエルンだけがやっている事ではない。
だけど、他国ではその立場をひとつのクラブが独占する状況になっていないわけです。
イングランドではチェルシーが突出してはいるけれどマンUがいてアーセナルがいてリヴァプールがいる。
最近ではスパーズも興味深いチームになっています。
イタリアではユーヴェがああなっちゃいましたけどユーヴェとミランとインテルがいる。
スペインではレアル・マドリーとバルサがある。
でも、ドイツではバイエルンがほぼそういった立場を独占している状況です。
バイエルンに経済力や戦力で肩を並べるクラブが無い。
戦力面はブレーメンなどが素晴らしいサッカーを見せてくれているからまだ対抗できるけど、
経済力の面ではバイエルンと並ぶ事すら無理な状況な訳です。
他にも理由はあるでしょうが、だからバイエルンは嫌われるんだろうと思います。
バイエルンにあらゆる面で並ぶクラブでてくればドイツサッカー界にとっても大きい事なんですが・・・。